テスラ、米国務省から4億ドルの装甲車両供給契約へ。「サイバートラック」をベースに開発か

2025年2月13日

米国務省がテスラと4億ドル(約616億円)規模の装甲車両供給契約を結ぶ方針であることが、同省の最新調達予測で明らかになりました。

国務省が2024年12月に更新した調達予測によると、テスラとの契約は2025年9月30日に開始され、期間は5年間。今回の契約は、同省の調達予測の中で最大規模となります。

供給される装甲車両の詳細な仕様は明らかにされていませんが、テスラのピックアップトラック「サイバートラック」をベースに開発される可能性が高いと見られています。

この大型契約の背景には、トランプ政権とテスラCEOイーロン・マスクとの密接な関係があるとみられます。マスクは2025年1月に発足した第2次トランプ政権で重要な影響力を持っており、政府効率化省(DOGE)のトップとして政府内で強い発言力を確保しているとされています。

今回の契約は、これまでAM General社などが手がけてきた政府向け装甲車両分野に、電気自動車メーカーのテスラが新規参入することを意味します。

ソース:テスラ、米国務省から4億ドルの装甲車両供給契約へ。「サイバートラック」をベースに開発か