トヨタとパナソニックの共同出資会社、22年からHV向け電池を徳島で生産開始

10/8

 トヨタ自動車パナソニックが設立した車載電池の共同出資会社、プライムプラネットエナジー&ソリューションズ(PPES、東京都中央区)は、徳島県でハイブリッド車(HV)向けに角形リチウムイオン電池の生産を始める。2022年から生産を始める予定で、年間の生産能力はHV約50万台分。車の電動化による車載電池の需要増に対応する。 パナソニックが高容量の「角形」電池を開発、主力供給先はトヨタか  パナソニックの徳島工場(徳島県松茂町)の建物内で場所を借り受け、電池の生産ラインを新設する。投資額は非公開。22年から生産を順次拡大する。徳島の拠点には現在もPPESの従業員が数人在籍しているが、生産拡大に伴い将来は最大300人ほどに拡充する見通しだ。  車の電動化の進展に伴い、車載電池の確保は自動車メーカー共通の課題となっている。PPESは車載電池の安定供給を目的にトヨタが51%、パナソニックが49%を出資して4月に設立された。従業員数は約5600人。現在は兵庫県で4工場、中国・大連で1工場が稼働しており、徳島は6カ所目の生産拠点となる。

ソース:https://news.yahoo.co.jp/articles/bbc138b4e2e521c1dd0d712befa23597d938ce14