中国CATL、電池生産能力増強へ最大90億ドル調達を計画
AUGUST 13, 2021
[上海 13日 ロイター] – 中国の電池メーカー、寧徳時代新能源科技(CATL)は12日、リチウムイオン電池の生産能力増強を目的とする6つのプロジェクトを使途に、最大582億元(89億8000万ドル)規模の第三者割当増資を計画していると明らかにした。
調達資金は、中国国内およびドイツでの電池製造能力拡大のほか、資本増強にも充てる。
世界の自動車産業で電動化が加速する中、CATLはテスラ、フォルクスワーゲン(VW)、吉利など、多くの自動車メーカーに車載電池を供給している。
CATLの現在の時価総額は1兆1000億元(1698億5000万ドル)を超えている。